任意整理の費用・書類など
任意整理に関する費用は、依頼先の弁護士・司法書士事務所によって異なるが、およそ4万円ほどということが多いようである。ただしこれは、債権者1社あたりの費用であるので、例えば依頼した債務者が3社から借り入れをしている場合、合計で12万円ほどということになる。それでも、自己破産と比べるとかなり少なめであることが分かる。理由としては、任意整理の手続きが簡便であり、かつ早急に進むことからも分かるように、裁判所を介することなく手続きが進むからであると考えることができる。
なお、借金が減額できたり、過払い金を取り戻すことができた場合には、その中から成功報酬として10~20%を支払うこともある。
また、必要な書類に関してであるが、自己破産の場合と違い、任意整理では用意しなければならない書類は少ない。自己破産では、戸籍謄本や住民票といった個人的な書類のみならず、給与明細書や源泉徴収書など経済活動に関する書類も数多く提出しなければならない。
これに対し、任意整理では事務所に依頼する申し立て書に記入する他には、特筆すべき書類は存在しない。これは、任意整理があくまでも債権者との交渉を目的とした制度であるからと考えることができる。